また帰りたくなる、いろり料理のふるさと 民宿 福冨士

  • 栃木県日光市野門225 家康の里
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新着情報

これから冬を迎える栗山の見どころ。畑を片付けるばあちゃんにもわびさび?

こんにちは。みっちゃんです。

 

栗山もこれから冬をむかえます。鮮やかだった山の色はあせ、観光シーズンのようなにぎやかさはだんだん落ちついてきています。

さみしい季節と感じる人も多いかもしれませんが、なかには「これはこれでいい」「こんな季節だからいい」なんていってくれるお客さんもいます。どんなところがよいのでしょうか?

のどかな景色とゆったり落ち着いた時間

お客さんとお話していて、この時期の魅力を教えてもらっています。

「のどかでいい。落ち着いていていい」

「葉っぱがひらひらと落ちる様子が美しい」

「川の水面のあたりに葉がかすかに残っている様子が、なんともいえない」

という声も。

いわれてみれば、こんな楽しみができるのもいま時期だからですね。

また

「おばあちゃんたちが畑も片付けている様子がいい」

なんていわれることも。

畑を片付ける様子にも、わびさび

これから本格的な冬に備えるため、雪が降る前に畑を片づけているばあちゃんたち。うちのあいちゃん(姑)もそうです。

さるに食べられないようかけいてた囲いをとったり、土をうなって(耕して)、来年のために畑をきれいにしています。

また、家の軒下に大根などが干してあるのもこの時期です。福冨士のような民宿だけでなく、地域のどこの家にも見られる光景です。

大根だけでなく、白菜とかネギも干しています。つけものなどにして食べています。

 

…こんないなかの風景に「わびさびを感じる」なんていわれたこともあります。

 ばあちゃんたちのダイコン品評会

ちなみに、ばあちゃんたちは軒下にずらっと並んだ大根を見ながら、品評会をやることもあるみたいです。

「おらんちの大根のほうがひげがすくなくて色白でいい肌だ。」「これは美人だ。これは不美人だ」なんて、時にはけんか?もしながらも、ライバルと切磋琢磨しながらがんばっています。

…こんなことははばあちゃんらと話しているから、嫁姑の関係があるから、わかることですね。

 

自分が当たり前だと思っていたことでも、お客さんに改めて魅力を教えてもらっています。そういうときは、こんないなかでの暮らしもいいなと思えます。

 

冬に備えるいなかの暮らし、少しは目に浮かんできたしょうか?

旅行の際は、そんなところも意識してみるとおもしろいかもしれませんね。 みっちゃん

よくあるご質問

Q. 福冨士に行けば、みっちゃんに必ず会えますか?

A. だいたい会えますよ。

民宿 福冨士の女将みっちゃん